気になる福利厚生について

【Q】これから長く働き続けたいと思っているのですが、海外赴任になったとき日本語教師の福利厚生が気になりますので教えてください。

【A】日本語教師として働く場合に福利厚生等がしっかりしているかは、所属する会社によって違います。
きちんとした学校や日本語教室でしたら、社会保険等の福利厚生は完備しているでしょうが、小規模な職場の場合は必要最小限であったり、違法ですが加入して無い場合も有ります。
日本語教師として働く際には、正職員・契約社員・アルバイト等の様々な雇用形態がありますが、正職員としての働き口が少ない世界です。
一般のサラリーマンのように安定した職場と福利厚生を得にくい業界と言えます。
日本語教師の働く職場は小規模な所が多いので、それは仕方が無いと言えるかも知れません。
もちろん法的に違法な状態は許される事ではありませんが、法的に問題無いのでしたら、それ以上を望むのは経営的にも難しい事です。
ですので福利厚生が充実している仕事がしたいのでしたら、日本語教師の仕事にそれを求めるのは無理とは言いませんが、難しいと言えます。
日本国内の事情でさえそうなので、海外で日本語教師として働く場合は特にそうです。
海外では日本のような労働環境が法で整備されていない事も多く、日本のような福利厚生そのものが無い事も多いので、海外で働く場合は自分の身は自分で守るくらいの気持ちで居る方が良いでしょう。
海外で日本語教師として働くにしても、日本の保険会社に加入する事は出来ますし、海外で働く方向けの保険もあります。
国も様々な保険や制度を用意していますから、それらをフルに活用し、万が一何かあった時でも対処出来る環境を整えてください。
海外で日本語教師として働く際に特に心配なのは病気です。
海外では衛生状態があまり良くない地域も多いので、日本で生活していた時のように海外で生活をすると、大抵病気に掛かります。
日本では大体の物が清潔で安全ですが、海外では下手に物に触れたりして手を洗わなかったするとすぐに病気に感染します。
海外生活の慣れない環境で抵抗力も落ちている事も関係しますし、海外で働く時には病気には充分気を付けてください。
渡航の前には受けられる予防接種は全て受け、衛生に関する知識を一通り身に付けてから働くようにしてください。
私も実際に海外で病気に掛かったことがありますし、多くの同僚が同じように病気になっています。
中には恐ろしい病気もありますから、その点は注意するようにしてください。
病気になった時に必要なのは保険証ですが、海外の病院に行く時には日本の保険証は使えません。
職場でその国の保険証が有ればそれを使えますが、無い場合は一旦自費で支払う事になります。
そして後から日本の国民保険や社会保険に請求をすれば返還されるのです。
海外で病気になった時の為の保険は民間にも沢山あります。
クレジットカードにも付随している事がありますので、病気になった時の経済的なリスクを減らす事が出来るようにしておいてください。
日本語教師として働くには”自分の身は自分で守る”そういった意識と知恵と行動が必要と言えます。